【産業医は信用できない?】会社側と従業員側からみた信用できない産業医の10個の特徴とその対処法

産業医と相性が合わない時の対処法3選!信頼できない産業医の特徴や選任交代のポイントも解説_産業保健プラス 産業医監修の明日の解決策が見つかるメディア_メンタル対応に強い産業医紹介 LiFE Investors株式会社

2.職場環境の悪化を放置する

職場環境の改善は医者である自分がやる仕事ではないです」と明言し、明らかにSOSを発している従業員に対して無関心な態度を取る産業医が存在するかもしれません。

企業によっては、急速な成長に伴い入れ替わりの激しい職場環境が形成されることもあります。これは企業の発展過程で避けられない現象かもしれません。しかし、問題はその背景にある場合が多いです。例えば、明らかに上司からの不合理な「パワハラ」が原因で、その上司の直属の部下のみが「うつ病」や「適応障害」を発症しているケースでは、産業医は職場の配置転換や他の具体的な改善策を提案する責任があります。

さらに、単に解決策を提案するだけでなく、企業の成長段階や特性に応じて実行までの具体的な道筋をサポートする姿勢が求められます。産業医がこのような積極的な関与を怠ると、従業員の健康被害が拡大し、企業全体の健全性が損なわれる危険性があります

3.不正解雇に加担する

「会社が決めたことだから」と企業側と従業員側からの情報を集める努力をせずに情報を遮断してしまう産業医が稀にいらっしゃいます。

一般的に会社にとって最も大事なことは、売上利益の向上と経営基盤の安定化をすることになります。

つまり、会社が生き残っていくためには、ある程度、コストダウンが必要な場合もあります。特に中小企業(スタートアップやベンチャーを含む)では従業員が少ないためにこれがより強く意識されている側面もあると思います。

しかし、日本の労働契約法や労働基準法などの法律では、労働者の解雇を行うためにしっかりとした手続きを踏むことが明記されています。

解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。 労働契約法 第16条

つまり、解雇を行う場合は、誠意をもって企業が手続きを行なったかどうかに焦点が当たります。

この手続きを踏んでいく過程で、精神疾患(例:うつ病、適応障害、自律神経失調症など)や身体疾患(例:脳卒中、心筋梗塞、潰瘍性大腸炎など)が関わった場合に企業に所属する産業医との連携が大事になってきます。

逆に、産業医が企業に対してこの行動指針を提案できない場合は、裁判などのトラブルに発展し敗訴する可能性もあります。大事なことは、企業と連携を行い、誠実に物事に対応していくこととなるのです

4.退職を強要する

企業では、強い退職勧奨の強要が行われていることがあります。そして、このことに加担してしまう産業医がいることも事実です。

この行動には、従業員のことを思っての言動である場合もありますが、病気もあるし、やめた方がいいよ」と伝えたり、主治医に現状の情報共有もせずに「無理だよ、職場がもうあなたが帰るところはないといってるよ」と言って深い事情を理解しないままに退職を促してしまう産業医は一定数いらっしゃいます。当然、退職の強要は違法になる可能性があります。

大前提として、産業医は中立的な立場で企業毎のフェーズにあった提案をできることが必須になるのです。

5.従業員の状況や話を全く聞かない

「医学や法律でこう決まっていることだからこう対応すべきだよ」と産業医に言われたり、しっかりと論理立てて話した内容が産業医に全く伝わっておらず徒労感を感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

対象従業員の現状や相談内容の詳細を確認もせず、医学や法律でこう決まっているからと、一辺倒の判断をしてしまう産業医がいることは事実です。

確かに従業員から見た視点と会社から見た視点では、ギャップが存在することが多々あります。

特に、スタートアップやベンチャーなどの成長途中の企業は、新規投資に資金を投入しているため、社内に余剰資金がほとんどなく、従業員の働く環境や勤務形態などの福利厚生に十分な予算を割けない状況にあることも間々あります。

しかし、事案によっては十分な予算をかけずに手軽に対応ができることもあります。

つまり、産業医は企業と従業員の双方から話を聞き、問題が起きている現場の状況を正確に把握することが大切です。

そして必要であれば、現場の状況を直接見に行く姿勢が重要です。

このような態度がない何事も面倒くさがる産業医は、信用できない産業医と呼ばれても仕方ありません。

6.企業の違法行為を放置する

意図的に違法行為を行っている企業は少なく、多くの企業では違法行為自体に気づかずしてしまっているということが実情ではないかと思います。

しかし、違法行為に気づかない場合も、事故が起きた際には大きな問題になることが多く、それが回り回って従業員に不利益を生じさせることもあります。これを未然に防止する為に、第三者である産業医が担う役割は大きいです。例えば、月1回の職場巡視を通して施設管理を指摘したり、産業医面談の過程で人事労務管理上の法律上の不備に気づくなどです。

実際に、この違法行為に気づいた場合は、産業保健分野で大事とされる3つの管理

  • 作業環境管理:従業員の働く環境の管理
  • 作業管理:従業員の作業手順や方法の管理
  • 健康管理:従業員の健康の管理

を踏まえて、企業と従業員にとってどのような改善をする事が一番良いかを考えて、適切なタイミングで提言していくことが必要になります。

そして最も避けるべきなのは、

・会社目線:大きな労務リスクを抱えること
・従業員目線:重度な健康障害を引き起こすリスクを負うこと

の2点になります。

会社目線でこの労務リスクが表面化すると、法律で罰せられる可能性が生じるだけでなく、企業のブランドイメージの低下や、在籍する従業員のモチベーションの低下などにも影響が起こり得ます。

このことを避けるために、産業医は企業と従業員の視点を持ちながら、中立的な立場で何が今、一番大切なのかを考え、長期目線でサポートしていくことが大切になるのです。

最後に

今回の会社側と従業員側の視点から見た信用できない産業医についてどう感じたでしょうか?もしかしたら会社が契約する産業医の特徴に当てはまった方もいるかもしれません。

実際に信用できない産業医の存在は企業や従業員にとって多くのリスクをもたらします。

信用できない産業医と契約する長期的なリスク
【会社側】
・法律違反の助長
・ブランドイメージの低下
・企業内ガバナンスの低下
【従業員側】
・働く場所や居場所の喪失
・長期的な病気の悪化

上記に挙げた長期的なリスクはただの一例に過ぎません。

そしてここにあげた以外にも、経営や人材の採用に影響が及ぶ可能性があります。

このような事態を避ける為にも、産業医を選ぶ際には信用できない産業医を選択しないようにする必要があります。

そして、最も大事な事は、産業医の存在は企業にとって単なる法律上のコストではなく、より良い成長のための投資という視点です。

最後に、信用できる産業医にとっての必要条件を以下にチェクリスト形式でまとめました。

あなたの会社の産業医は大丈夫??産業医チェックリスト
知識や経験の有無 :復職対応やメンタル対応をしたことがあるか
説明のわかりやすさ:専門用語ではなく従業員にわかりやすい用語を使えるか
傾聴力:経験や知識だけを主張せず、会社の状況を踏まえながら一緒に考えてくれるか
態度:横柄な態度ではなく、話しやすい態度を取ることができるか
迅速な連絡対応:メールや電話は当日中か翌日には返事があるか

上記のチェックリストは信用できる最低限の産業医の条件をまとめています。つまりこのチェックリストから漏れる産業医がいる場合は産業医を変更することも検討しても良いかもしれません。

ライフインベスターズでは、コミュニケーション能力や専門性など、一定の基準を満たした産業医が所属しております。産業医の交代を含め何かお困りやご不満がございましたら、無料のオンライン相談も受けつけておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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