この記事はこのような方に向けて書いています。
・現任の産業医が自社に合っていないと感じている企業担当者の方
・産業医の対応に関して従業員からの苦情が多くお困りの方
産業医は従業員が50人以上の事業所において選任が義務付けられているほか、50人未満の事業所でも健康診断結果に対する意見など関わる機会が多い職業です。関わる機会が多いということは、企業と産業医の相性も産業医を選任する上で大切なポイントとなります。
この記事では、産業医と合わないと感じるときの産業医の特徴と対処法について解説します。
もし産業医が合わないなどでお困りの方は、企業と対話をし、柔軟に対応することができる産業医を集めているライフインベスターに一度ご相談ください。
「合わない」と感じる産業医の特徴
企業にとって重要な役割を担う産業医に、時には「合わない」と感じることもあるかもしれません。 産業医との相性が悪いと、企業や従業員にとって十分な効果を発揮できないこともあるので対処を講じる必要があります。
ここでは、「合わない」と感じる産業医の特徴を7つご紹介します。
- 産業医が仕事をしない
- メールの返信が遅いなどコミュニケーション能力が不足している
- 法改正などの最新情報に対応できていない
- 産業医が会社の事情を理解していない
- 守秘義務を守らない
- メンタルヘルスに関する知識が不足している
- 何なんとなく合わない気がする
それぞれの特徴について、詳しく紹介します。
産業医が仕事をしない
事業者には安全配慮義務があります。産業医が仕事をしないということは労働者の健康を十分に管理できないということであり、問題です。また、産業医の選任義務がある場合、
「産業医が仕事をしない=名前を貸しているだけ」
という状態は違法です。この場合は50万円以下の罰金に処されます。法令違反になる前に産業医が仕事をしないという状態を解決しましょう。
仕事をしないというのは、具体的にはストレスチェックや面接指導を断る、職場巡視をしない、衛生委員会に参加しない、などという状態です。改善を求めてもどうにもならないようであれば、早急に産業医を変更してください。
契約時に産業医の業務についてはっきりと確認・明記しておくと、このようなずれは生じにくくなりますし、改善を求める時もスムーズです。また、契約書に記載されていない業務でも、追加報酬を支払えば応じてもらえる場合があります。
嘱託産業医の場合は、限られた時間内で必要な業務を全てこなさなければならないので、効率よく行えるようきちんと打ち合わせをしておきましょう。
以下の記事では、信頼できない産業医の特徴を紹介しています。

メールの返信が遅いなどコミュニケーション能力が不足している
産業医と企業が連携するうえで、迅速かつ的確なコミュニケーションは非常に重要です。しかし、メールの返信が遅かったり、要件に合った回答が得られないと、企業側としては産業医と合わないと感じるようになってしまいます。
また、産業医が従業員の健康相談を行う際にも、コミュニケーション能力が不足していると従業員が安心して相談できず、結果的に問題を早期解決できないケースに繋がりかねません。
法改正などの最新情報に対応できていない
労働安全衛生法や関連するガイドラインなど、産業医に関わる法規制や制度は随時更新されます。最新情報をキャッチアップできていない産業医は、適切なアドバイスや助言を行うことが難しくなるほか、企業に対して誤った提案やリスク管理を促してしまう恐れもあります。
定期的に研究会やセミナーに参加し、最新の情報を学ぶ姿勢を持つ産業医であれば、企業・従業員に対してより的確かつ信頼性の高いサポートを提供することが可能になります。
産業医が会社の事情を理解していない
産業医が会社の事情などを理解をしていないと、企業担当者と産業医の間に認識のズレが生じて、連携が取りにくくなります。
産業医に会社の事情を理解してもらうには、以下2点を共有しておく必要があります。
- どのような事故が起こりやすいのか
- 労働環境はどのような状態か
これらを事前に共有することで、問題が起きた時に迅速に対応ができるでしょう。
もし産業医に会社の事情を理解してもらえていないと感じる場合、今一度職場の理解を深めるために話し合いをするのも良いかもしれません。
守秘義務を守らない
産業医には、労働者のプライバシーを守るために守秘義務が課されています。守秘義務を守らない産業医は、企業内で信頼を失い、従業員との関係に深刻な影響を及ぼします。
また、産業医は事業所側にも従業員側にも属さない中立の立場であり、最終的な判断は事業所が下します。
- 従業員側に寄りすぎて事業所の要望を聞かない
- 人事に関して従業員に勝手な約束をしてしまう
- 逆に事業所の立場の意見しか言わず全く寄り添ってくれない
と従業員から苦情が来た、産業医相手だから話した情報が上司に漏れているなど、中立の立場からずれているようであれば、改善を促してください。
守秘義務が守られていないと、従業員の心理的安全性が損なわれ、企業全体への信頼が低下する恐れがあります。
以下の記事では、信頼できない産業医の特徴を紹介しています。

メンタルヘルスに関する知識が不足している
産業医には、従業員のメンタルヘルスを管理する重要な役割があります。
しかし、メンタルヘルスに関する知識が不足している産業医では、早期発見や適切な対応ができない場合があります。ストレス障害や精神的な健康問題は迅速な対応が求められ、産業医の専門知識が必要です。
健康に対する理解が不足している産業医では、従業員の精神的負担を軽視したり、適切なメンタル面のアドバイスができないことがあるため、メンタルヘルスに関する知識や経験を備えた産業医を選ぶことが重要になります。
何となく合わない気がする
そんな理由で…と思うかもしれませんが、その”何となく”の裏には、威圧感がある、態度が悪い、言葉遣いが怖い、意見を一方的に押し付けてくるなどの理由が隠れている可能性があります。何となく嫌だと思ったらその裏にある理由を分析し、改善できそうか否か考えてみましょう。
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大手法人様はもちろん、これから衛生委員会を立ち上げるスタートアップ・ベンチャー企業様への対応経験も豊富にございます。特にメンタル対応についてお困りの法人様から専門性の高さで高くご評価いただいておりますので、産業医の交代を含め、何かお困りやご不満がございましたら、無料のオンライン相談も受けつけておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
産業医が合わないと感じたときの対処法3選
産業医との関係がうまくいかない場合には、いくつかの対処法があります。
ここでは以下の3つの対策をご紹介します。
- 産業医と話し合い要望を伝えて改善を求める
- 産業医の紹介元に問い合わせる
- 産業医の変更を検討する
これらの方法を検討することで、従業員の健康管理が進むようになり、企業全体の環境も改善が期待できるので、ぜひ参考にしてください。
産業医と話し合い要望を伝えて改善を求める
産業医と合わないと感じた場合、まずは冷静に話し合いの場を持ち、要望をしっかり伝えることが重要です。
従業員から不満の声が上がっていたとしても、実際に産業医と話し合ってみることで、事実関係が異なる場合もあります。産業医の立場や状況を理解することが解決の第一歩です。
特に、常駐していない産業医の場合、事業場の職場環境や従業員の変化に対して理解が不足することもあります。これが原因で、事業者のニーズと産業医の提供するサポートにズレが生じることも直接話し合うことで、そのギャップを解消して、より良い関係を築くことができるでしょう。
産業医の紹介元に問い合わせる
産業医を紹介サービスなどで選んだ場合、問題が発生した際には紹介元に相談することで、解決のサポートを受けられる可能性があります。
紹介元は、産業医との調整や交代の手配などを行ってくれます。
産業医の変更を検討する
産業医と話し合った結果、改善が見られなかったり理解してもらえない場合は、産業医の変更を検討しましょう。
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「産業医と合わない」を避けるためのポイント3選
産業医と相性が合わないと、企業や従業員にとって大きな問題になることが起こります。
しかし、事前にポイントを押さえておけば、産業医とのトラブルを避けることができます
ここでは、産業医と合わないを事前に避けるポイントを以下3つご紹介します。
- 自社のニーズに合う産業医像を明確にする
- 産業医の経歴や実績・スキルを確認する
- 契約締結に要望や方針の擦り合わせを行う
これらの要素をしっかりと把握し、産業医との関係を築くことで、今後の問題を未然に防ぐことができる可能性があります。
自社のニーズに合う産業医像を明確にする
産業保健活動の主体者は企業であり、自社が求めている産業保健活動を担ってもらうためには、産業医像を明確にすることが非常に重要です。
例えば、過重労働による健康問題を減らしたい、精神的障害による長期休業者を削減させたいといった具体的な問題に対して、産業医がどのような経験や考えを持って面談するかが重要になります。
具体的なニーズを持って産業医像を描くことで、ミスマッチを防ぎ、企業の期待に沿って対応をしてもらえる可能性があります。事前に質問を準備し、産業医との相性を確認することで、より良い結果を得ることができるでしょう。
産業医の経歴や実績・スキルを確認する
産業医を選任する前に、事業場の作業内容や事業者のニーズにマッチした産業医を選ぶことが重要です。そのためには、候補者の意見や実績を十分に確認することが重要です。
産業医の得意分野や対応可能な分野を把握した上で選任することで、事業者のニーズに沿った職務を遂行してもらえます。
例えば、産業医が対応できる分野には、以下のようなものがあります。
- 総括管理
- 健康管理
- 運用管理
- 作業環境管理
- 安全衛生教育
これらの分野に対する専門知識と経験がある産業医を選ぶことで、より効果的な産業保健活動が実現できます。
契約締結前に要望や方針の擦り合わせを行う
産業医と契約を結ぶ前に、事業者と産業医の間で業務内容や方針のすり合わせを行うことが非常に重要です。
これにより、事業者の認識の相違が起きることを回避できます。
選任前にオンラインで顔合わせを行うことも良いでしょう。産業医の紹介サービス会社によって可否は異なりますが、LiFE Investorsではこの顔合わせを実施することが可能です。
特に、以下のポイントを中心に産業医と事前に擦り合わせを実施するとスムーズな選任が可能になるでしょう。
- 求める産業医像
- 企業の方針
- 産業医が得意とする分野
- 産業医の対応できる業務範囲
- 従業員との面談で重視しているポイント
- 産業医自身の価値観やスタイル
【インタビュー調査】産業医契約時に確認しておけばよかったと思う点
産業医と契約する前に、確認しておきたい重要なポイントがあります。実際に契約した企業からは、「事前にしっかり確認しておけば…」という声も聞かれますので、ぜひ参考にしてください。
まず、産業医の経験と得意分野は非常に大切です。これまでどんなケースに対応してきたのか、具体的な事例を聞いてみましょう。そうすることで、その産業医の得意分野や強みが分かり、あなたの会社が重視する分野、例えばメンタルヘルスケアや生活習慣病予防などに強い先生かどうかを見極めることができます。
次に、料金体系を明確にしておくことが重要です。基本料金以外に、定期面談や復職面談などで追加費用が発生する場合があります。どんな時に追加費用がかかるのか、事前に確認するようにしましょう。
そして、会社の方針と産業医の考え方が合っているかどうかも確認が必要です。会社の経営方針や健康経営の考え方と、産業医の考え方が一致していれば、連携もスムーズに進み、より良い結果が期待できます。
また、弊社の産業医紹介サービスを利用してくださった企業へのアンケートでは、産業医紹介サービスを利用する前に確認すべき点として、下記のような回答がありました。
- 産業医の専門領域
- 人当たりのよさ
- 各面談パターンごとの金額
- 産業医としての経験内容
- 金額と産業医の質
- 産業医との契約の柔軟さを求めていました。また産業医の先生については精神領域にも精通されている方、ベンチャー起業に柔軟性のある方を条件にしていました
- 産業医の方とも事前に面談し会社のやりたいことと産業医が提供できることが擦り合っているか事前によく確認をするのが良いと思います。
このように、産業医の専門性や経験に加えて、料金体系も事前に確認しておくべきであることがわかります。
まとめ
産業医が合っていないと感じている状態を放置すると産業医関連に業務に関して法令違反をしたり、従業員から苦情が出ている場合は従業員の信用を失ったりする可能性があります。産業医を変更するか否かに関わらず、まずは状況の改善に努めましょう。
実際に産業医を変えることで、職場環境が改善したり、法律違反やリスク回避への対応が迅速になったりすることもあります。また、産業医と職場が協力して物事を進めることで従業員一人一人の働く場所の改善が見込まれることもあります。そのようなことを実現したい、また費用をかけるなら効果的なコストを実現したいなどの要望があるのであればぜひLiFE investorsに一度ご相談ください。
また、LiFE Investorsの産業医紹介サービスには、以下の特長があります。
・有名大学医学部卒の若くして優秀な医師が在籍している
・従業員のメンタルケアに関して、専門性の高い精神科医が多く在籍している
・マーケティングや医師の採用にお金を使っていないため質の高いサービスを業界水準、またはそれ以下の価格で提供可能
・企業規模や業種に応じて柔軟に報酬を変更できるサービス内容
・産業医ネットワークによる最適な産業医の紹介
・健康診断の実施など、従業員の健康管理に精通した産業医を紹介可能
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